2008-01-01から1年間の記事一覧

青い鳥

重松清の原作を映画化した作品です(僕は重松作品を読んだことはありませんが、世間からきく作品イメージは好みにあてはまる)。この作品、前に進むとはどういうことか、が描かれているように思った。作品のタイトルである青い鳥は幸せの象徴として認知され…

WALL・E ウォーリー

とても観心地の良い映画だった。みる前はもっと子供向けの映画になっていると思っていた。実際、観客も子供が多かったし。ところが、実際に鑑賞してみたら、十分に大人の鑑賞に堪える内容になっていた。さすがディズニー、そしてPIXAR。 まず驚いたのは、CG…

M1 感想 2008

いまさっき終わりました。M1グランプリ2008。 優勝はNONSTYLE。おめでとうございます。実力の割りに無冠の時期が長かったコンビとして有名だったのが、ここ最近は連続しての受賞。M1もそれに続いたということなのでしょう。ま、僕自身の感想…

M1予想 2008

とうとう1週間を切りました、今年のM1グランプリの開催。昨年はサンドウィッチマン(自分の予想どころか、ネタもろくに見たことが無かったコンビ)が見事に優勝をもぎとった。これほどの漫才ができるコンビを知らなかったなんて、世の中まだまだいろいろあ…

ハッピーフライト

ウォーターボーイズやスウィングガールズの矢口監督の最新作。個人的な感想だと、この作品がいちばん面白かったんじゃないかと思う(といっても、ウォーターボーイズはきちっと見たことがないのだけど)。最初から最後まで途切れずに話が進んでいたし、笑い…

武豊

先日放送されたNHKの「プロフェッショナル」。僕は競馬はまったくやらないのだけど、武豊はさすがに知っている。何がどうすごいのかは説明できないけど、実績のすごさは多少なりとも理解できるつもり。こういうクラス(=真のプロフェッショナル)にいる…

「ブタがいた教室」

とある小学校で、「1年間ブタを飼育して、最後に食べる」という教師の発案からはじまった授業(といっても、課外授業)を描いた作品(もともとはドキュメントだったらしいのだけど、この映画では原作を基にしたフィクションになっている)。予告編を観たと…

第3世代コミュニケーション

今日、新宿から帰りの電車で、ふと思い浮かんだ。今のコミュニケーションは、第2世代。そういう理屈が世の中にあるのかどうかはわからないけど、とりあえず思いつきレベルで。世代のポイントは「言語を使用しているか否か」ということ。現代のコミュニケー…

イタツキ

ヒデ主催のイベントというと、夏の下ネタライブが記憶に新しいところ。今回は「イタツキ」という名称にも興味を持ったので、いってみることにしたのだった。ペナルティ ヒデ/バッファロー吾郎 木村/くまだまさし/ロバート 秋山/ジパング上陸作戦 チャド…

流行語大賞

ちょっと遅いですが反応。 毎年大々的に報道される話題だけど、個人的にはあまり盛り上がるほどではない。なんのためにやってるのかよくわからないのと(最近は特に)、そもそも選ばれる基準もいまいちわからないのと。とはいえ、少なからずニュースやら何や…

敗者復活

サンドウィッチマンの著書。いわずとしれたM−1 2007の優勝者が書いた本です。先日(といっても、もう何週間も前になるのだが・・・(^_^;)、この本を購入し、読んだ。買う前は、なんとなく面白そうだな、くらいの感覚だけで選んだ。サンドウィッチマンと…

芸人定食〜芸人持ち込みコーナーLive!〜vol.13

千原ジュニアpresents 芸人定食〜芸人持ち込みコーナーLive!〜vol.13 千原ジュニア/山本吉貴/Bコース タケト/カリカ/ピース 綾部/フルーツポンチ/しずる/はんにゃ (1)オープニング いつもと同じようにJrが登場。・はんにゃ、フルーツポンチ、し…

トウキョウソナタ

人生、生きることについて考えさせられる映画だった。会社一筋に頑張ってきてリストラされた父、自分の意志を自由に選択して生きる兄、才能を持ちながらもまわりへの気遣いから発揮できずにいる弟、そうした家族を愛情をもって接しながらもどこかに疑問を抱…

御コント1 平成ノブシコブシ

ノブシコブシのライブを観るのははじめて。 他のライブでピン芸を見ることは多いのだが、二人のコントは数えるくらいしか見たことが無い。どんな感じになるのか、いまひとつ想像しきれない状態で観にいってみた。会場について驚いたのは、客層だった。ルミネ…

僕らのミライへ逆回転

ぶっちゃけていってしまうと、予告編をみたときから実際に映画を鑑賞し終わった今に至るまで、「ずるいっ!」という言葉が頭に残っている。いんちきしているわけではなくて、「そりゃ、笑うよ、これ」という意味で「ずるい」と。 あんなリメイクされたら、が…

P.S.アイラヴユー

懐古と前を向くことの両方の大事さを感じることが出来る映画だった。この作品、予告編からすごく気になっていた。夫を亡くなってから手紙が届くというのは、とてもひきつけられた。原作もヒットしたという触れ込みもあって、すごく期待があった。そして、ひ…

コドモのコドモ

映画「コドモのコドモ」をみてきた。小学生の妊娠というインパクトのある内容。上映開始前後は、いろいろと記事でも話題になっていた。といっても、物語そのものは衝撃的なものではない。以前テレビドラマで放映されていた「14才の母」のような、問題を前…

ガリレオ 容疑者Xの献身

テレビドラマシリーズの映画版。こういうタイプの映画は、外れる可能性もあって、ちょっと不安があった。とはいえ、ドラマを見ていたのと、先日放送されたスペシャル版を観たこともあって、観にいくことにしたのだった。 ※ドラマ自体、意外と好きだったので…

キングオブコント2008

先ほど、第1回が終わった。 優勝はバッファロー吾郎で、準優勝にバナナマン。事前予想では、1・2位を争うだろうと思っていた二組がそのまま残ったので、順当な大会だったのかなぁとは思った。 初回の運営はなかなか難しいところが多いと思うのだけど、他…

めちゃいけオファーシリーズ

今回で12回目らしい。 僕は、たぶん、ぜんぶ見ている。あしかけ15年くらいになるのだろうか。そして、今回の内容も、とても面白かったし、感動した。ちょっとやりすぎなところもあるのだけど、それを踏まえてもすごくよかった。いっときは「子供に見せた…

ボキャブラ天国

ぼきゃぶら先日の放送、10年ぶりの復活だったらしい。なにがすごいかって、面白かった。当時を懐かしむ面白さあり、いまの若手がからむ面白さあり、当時の若手がおっさんになってはしゃいでいる面白さあり。観る前は「大丈夫か、いまこの企画やって・・・」と…

パコと魔法の絵本

いい映画です。泣けるタイプの作品だと思います。 予告編やCMを見ると、微妙にイロモノ的な印象を受けた部分もあったのですが、後味はそうではなかった。僕も鑑賞していてうるっときました。 鑑賞終わり近くになったとき、ひとつのことを考えていた。「な…

芸人定食,,〜芸人持ち込みコーナーLive!〜vol.12

千原ジュニアpresents ‘‘芸人定食,,〜芸人持ち込みコーナーLive!〜vol.12千原ジュニア /ペナルティ /野性爆弾 /RG(レイザーラモン) / 山本吉貴 /綾部(ピース) /タケト(Bコース) /若月 (1)オープニング いつものようにジュニアから登…

アキレスと亀

北野映画最新作、見てきました。この作品、予告編をみたときに、名作のにおいがした。タイトルと映像をみた瞬間の直感なので、理由はよくわからない。でも、良い作品だろうという確信があった。その後、ベネチアで上映されるということをきいて「やっぱり」…

おくりびと

最近話題の映画「おくりびと」を鑑賞してきました。以前から映画館で観ていた予告編や、各種宣伝などなどいろいろと作品に関する情報は耳にしていました。モントリオール映画祭グランプリを受賞されてからは、それがさらに入ってきやすくなったので、意識的…

20世紀少年(2)

昨日は「良い」と感じたことを書いた。いっぽうで、こういう作りをしたことの難しさを感じたのも事実。作品の出来がよくない、ということにつながる感想ではないです。 僕が感じたのは、超高品質の原作物を大きな予算をかけてつくることの難しさ。難しさを感…

20世紀少年(1)

よくできている、という印象が残った。前評判であったり、宣伝なんかをみるたびに抱いていた印象が、そのまま作品にも通じるものだった。 僕は原作を全巻揃えているので、どうなるかなぁとちょっと不安を持っていたのだ。その不安はうまく解消されていたよう…

ダークナイト

ひさしぶりに同じ映画を2回鑑賞した作品。 理由はふたつ。ひとつは、内容のすごさ。もうひとつは、一回ではわからなかった。この映画の深さは、2回観たあとでも、同じような印象が残っているということ。2回目の鑑賞でも面白かった。内容のすごさを感じた…

ベガスの恋に勝つルール

予告編の印象とかから、なんとなく自分好みなんじゃないかと思っていた。で、作品イメージが先行してしまった。実際に見てみたらちょっとちがうところがあって、特に前半はどうしようかなぁと思ったり。 でも、後半にしたがって、好みに近いところも増えてき…

この自由な世界で

濃い映画だった。 麦の穂を揺らす風とくらべると、戦争を扱っていない分だけ重たくは無い。それでも、十分に見ごたえのある映画。 最初に驚いたのは、さっと作品に引き込まれていったこと。 冒頭シーンから本題に入るまでは時間の割りに展開が大きい。なのだ…