芸人定食〜芸人持ち込みコーナーLive!〜vol.13
千原ジュニアpresents
芸人定食〜芸人持ち込みコーナーLive!〜vol.13 千原ジュニア/山本吉貴/Bコース タケト/カリカ/ピース 綾部/フルーツポンチ/しずる/はんにゃ
(1)オープニング
いつもと同じようにJrが登場。
・はんにゃ、フルーツポンチ、しずる
それぞれ順番に登場したものの、いずれもほぼ初対面らしい。緊張した感じは伝わってくる(ま、この面子を相手にする若手にしてみれば当たり前なんだろうけど)。
ちなみに、この年代の出演者は今回がはじめてなんじゃないかと思う。その影響か、お客さんもかなり若い子が多い(出演者も客席を見て触れていた)。実際、僕の近くにも中学生以下と思しき人々がちらほら。
・ピース綾部、Bコース:タケト、カリカ、山本
綾部が若手と火花を散らす意気込みを語った後、タケトが登場するや否や「レッドカーペットのオーディション、いつも落ちる」とカミングアウトで笑いを取りつつ、レッドカーペット常連組みの若手を牽制(^_^
続くカリカは林が「ネタのウケはいいんですけど、いつもいわれるのが(家城の外見に対して)『放送コードがねぇ』と」という発言で爆笑。このネタ、以降、ちょいちょい生きる。
そして、山本にいたっては、「いつオーディションやってるのかすら知らない」と(笑)
若手は緊張感もって頑張っていましたが、さすがのベテラン勢という感じの登場だった。
(2)山本:クイズ メイクダウト
笑っていいともの企画(ジュニアがでている曜日)らしい。僕も普段見られない時間帯なのでよく知らないのだけど。
山本はどうしてもこの企画をやってみたい、と。自分があの場でこのゲームをやる機会はなさそうだからという(笑)
司会はジュニア。ふたチームに分かれる。
細かいところで笑いをとったのが、ちゃんとゲストを呼んだところ。といっても、はんにゃとピース綾部だけど(^_^;
綾部は俳優気取りで登場してくる演出で笑いをとったが、まわりからはつっこまれていた(笑)
以下、内容は書きませんが、答えとなった言葉だけ書いておきます(備忘メモとして)。
・お見合いができる温泉
・悪魔の魂を浄化する(忘れた)?(問題は「乾杯の意味」)
・ぶつぶつ川
・フニーター
・モーティマー・マウス
・泰葉の革命プロジェクト
家城が問題をつくったとき、かなりうまかった(乾杯の意味の問題)。まわりからも評価は高かったのだけど、ジュニアから「ゴールデンは放送コードでダメだけど、昼はもっとダメ」といった突っ込みを受けていた(笑)
ひどかったのは綾部。「アンカーを最初に使うことになった競技は?」という問題を考えることになったときのこと。
最初の選択肢としていったのが「マラソン」。この時点で相手チームから「マラソンて一人じゃないか・・・?」という疑問がちらほら。そこで慌てた綾部が「間違いだった」と訂正。まわりのムードがおかしくなってきたところで、味方のタケトが「それだったら、マラソンで通しておいたほうがまだましだった」とのつっこみ。
さらに、このあと「綱引き」と続けた。
すると、その後、しばらくの沈黙・・・・・。
なにかと思っているうちに、ジュニアが「ということで答えは綱引きでした」と仕切りをいれた。綾部は答えが浮かばなかったらしい(笑)
ジュニア曰く「こんなの、(本家でも)見たことない」と。
(2)綾部:若手ライブ needs in 芸人定食
綾部がやっている若手ライブ「needs」の企画を、ベテラン芸人のみなさんにもやってもらおうという企画。ちなみに、ジュニアは「needs」というライブを知らないんだけどといったら、客席から「えぇ〜?」という声が軽くあがった。ちなみに、僕も知らなかったのだけど・・・。
最初の企画は、ウマとびをしてジェスチャーをするというもの。
若手はえらいはじけまくっていたのだけど、ちょっとやりすぎな感じも。若手の姿そのものを見たい若い女の子たちは喜ぶかもしれないが、一定年齢を超えた笑いに来た客にとっては微妙っちゃあ微妙。まあ、今回のは笑えたからいいのだけど。ライブの違いがあるのだろうな、と客側として思った(最近はこの層の若手のライブにいかないので様子がわからないので)。
飛び始めた一発目の段階で、はんにゃ川島がジャンプした後、尻をおさえてウマの姿勢にならないでいた。いきなり飛んだから、筋を痛めたのか?と思ってみていた。
ところが、まわりが確認しにいったら、ジーパンの尻の部分が破れただけだったという(笑)
これは、かなり爆笑。ジュニアも「腕がある」というジェスチャーでこたえた。
で、ベテラン勢は、なぜかジュニアがひたすらジャンプ役になるという。ずっと飛び続けてふらふらになりながらジェスチャーするジュニアは、さすがに面白かった。終わってからのタケトの突っ込みで「疲れてるくせに、すげぇクオリティーの高いジェスチャーするから」と(笑)
このあとは、(タイトルを忘れた)問題としてだされたツッコミをさせるようにボケをするという。
若手は、フルポン渡。若手はボケというか、キーワードをださせるための振りになっていた感がある。勢いがあるからボケっぽくみえるのだけど、もうひとひねり欲しかった。あと、渡のまじめさというか普通さというか、今回は生きてなかった(あのキャラクター自体は、素材として変えないほうがいいと思う。活かし方次第)。
ベテラン勢は、さすが。山本が突っ込み役にまわって、ほとんどのボケをジュニアが担当。こちらは、どちらもかなりクオリティが高かった。答えの突っ込みに直結するボケをあのテンポで拾い上げてくるジュニアも見事だったが、それを的確に拾った山本もかなりのものだと思う。あれは、意外と難しいはず。
ゲームが終わった後、なんでジュニアばかりが答えていたか、タケトが説明してくれた。ボケるとき、ジュニアはいちいち山本のそばまで歩いていってしまうので、その間まわりのメンバーは待つしかなかったということだったらしい(笑)
ちなみに、綾部曰く「ベテラン勢は全般的にテンポが遅い」とのこと(笑)
でも、一発必中だった。普通に感心してしまった。
(4)タケト:カルトJ
あまり絡んだことの無い若手にジュニアについて知ってもらおうという企画。
いつものブリッジ的な楽屋でのやりとりで、終わり際にジュニアが「あんまり変なこといわんといて」といっていたのがちょっと面白かった。
・タケト出題
ジュニア・FUJIWARA藤本・サバンナ高橋・カリカ林・タケトの面々でナムコナンジャタウンにいったときのこと(この時点で笑いが起きたのだが)。いろいろまわっているうちに餃子タウンにいって餃子を食べることになったらしい。ここで、ジュニアが自分が食べないといいだした。起こった藤本が「お前なんか、ジャックナイフでもない。バターナイフでもない。餃子のアンを包むヘラやないか!」といったらしい。それに対してジュニアはなんといったか?
⇒ 回答「(小声で)ごめん」
ちなみに、餃子を食べないのは「晩御飯が食べられなくなるから」とのこと(笑)
・綾部出題
正月に島根旅行にいったときのこと。畑に囲まれた田舎風景をドライブしていたら、子供とおじいさんが凧揚げしている風景にであった。綾部がなんといい場面をみたのだろうと思っていたとき、ジュニアはなんといったか?
⇒ 回答「しばいたろかっ!!」
ちなみに、目黒区役所の駐車場で、すごい明るく誘導しているおっさんにむかっても「何わろとんねん! しばいたろかっ!」といっていたらしい(笑)
・山本
7〜8年前、談合坂のサービスエリアで、車の助手席に座っているジュニアに向かって窓の外から絡んでくる若者がいたらしい。ひとまず、山本やら後輩たちが対処するといって外にでていったが、相手がなかなか帰らなかった。
そうこうするうちに、ふと「ほんだら、どつきあいで決めたらいいやんけ!」というジュニアの声がきこえてきた。で、その声の方向をみたときに映ったジュニアの様子とは?
⇒ 回答「シャドーボクシングをしていた」
この頃、ちょうどボクシングを始めた頃だったらしい。
今回の出演者陣からは「そんなの実写ではじめてみた」と(笑)
(5)林:(タイトル忘れた)
今回の客に対して、出演者が自ら相手を指名し、自分のファンであるかどうかを確認するという企画。ただ単に傷つくことを楽しもうとしているのではないかとさえ思える・・・(笑)
ちなみに、林は「自分は傷つくの嫌じゃないですか」と自ら司会役に逃げた。
なお、舞台にあがってから判明したのが、レポーター役としてタケトが任命されていたこと。「すげえラッキー」と(笑)
さらに、ジュニアが「半分くらいファンなだけではあかん。おぼれていたら助けるかどうかが基準」といいだした。ハードルあげすぎ(笑)
このあと、なかなかに凄惨なかつ笑える場面が続いた。
しょっぱなをつとめた山本の砕け散り方や、家城の予想通りの流れ、大トリを勤めたジュニアなど、なかなかに笑いどころはあった。
でも、正直、もうちょっと違う企画がみたかったのも本音だ。
今回は、いつもの芸人定食とは出演者も企画も、ちょっと色合いが違う内容となっていた。それは面白い刺激でもあったのだが、まだ試行錯誤段階なのかなぁとも思った。
せっかく展開した流れなので、うまいこと進んでいくことを期待したい。
爆笑させてくれれば、それで満足なので(^_^