芸人定食


千原ジュニアpresents ‘‘芸人定食,,〜芸人持ち込みコーナーLive!〜vol.10

千原ジュニアケンドーコバヤシ /綾部(ピース) /タケト(Bコース) /山本吉貴 /サバンナ /博多華丸・大吉 /渡辺(ジャリズム



いってきました。今回は、1月にいったときよりも面白かった。外れの企画がなかったのが、大きい。出演者もいいバランスだった。


(1)登場
 いつもと同様、ジュニアが司会として最初に舞台に。以降、一組ずつ呼びかけ。
・綾部・・・「30歳の自分が最年少で驚いた」とのこと。そんな年齢だったのか、とこちらも驚いた(もうちょっと若いと思ってた)。
・タケト
・山本・・・こちらは31歳とのことで、もっといってるかと思っていたので驚いた。
・サバンナ・・・八木がギャグを披露。「(カラダを床にこすりつけて)今日、絶対風呂入ろう」「10歩無駄遣い」とか。10歩の方は、ジュニアから「ちゃんと数えたら9歩くらい」と突っ込まれたところ、「ちゃんと数えた、そこはしっかり」と返していた。
・ナベアツ・・・「オモロー」でジュニアと二人で盛り上がる。いったん落ち着いたところで、ジュニアが観客に対して「別に、ええやん」と。
・華丸大吉


(2)八木企画:カムカム
 八木曰く「面白いし、怖いし、ドラマがある」。なんのこっちゃわからんなか、始まる。
 説明をきくと、鬼ごっこの変形版。鬼は「カムカム」といいながら、腕を鳥の頭のように動かしてまわりを追う。その手にかまれたら、その人も鬼になる。最後の一人までつかまえたら、終了。


 最後の一人の扱いがこのゲームの肝。大吉がなったときは、完全に取り囲まれているのに、いつまでも噛まれない(空振りされる)とか。ジュニアがなったときは、鬼の動きが遅くて逃げられるとか(ナベアツの近くをジュニアが逃げたとき、するっと横を通り抜けようとするところを、ナベアツの動きが少しだけ遅れて空振りする、とか。猫だましにつられて空振りする、とか(笑))。

 
 全員、疲労困憊になっていたが、やっている方も観ているほうもかなり面白かった。




(3)山本企画:しりとり人名 キャスティング
 事前に5人の著名人を、しりとり形式で挙げる。その後、お題がでるので、そのお題にあわせて、事前に出した5人を当てはめていく、というもの。


 最初は「アンパンマン」。ジュニアチームは、小池徹平ロバート・デニーロ石倉三郎をだしてきた。ナベアツチームは久米宏とか。
 その次のお題は、水戸黄門椎名林檎水戸黄門にしたり(深津絵里三蔵法師みたいな感覚、とのこと)。


(4)ジュニア企画:ハードル上げ上げ大喜利
 一人の回答者を決めて、お題の回答をだすまでの間に、まわりが徹底的にハードルを上げるコメントをしまくる、という企画。くじ形式で決める。
 
 最初にあたったのはケンコバ。一人目だったからか、ハードル上げる方もちょっと探り探りだったかもしれない。が、それでもケンコバが「これ、何やってもすべる」と言い出すくらいにはなっていた。実際、ウケなかった(笑)。
 次は、高橋。ケンコバのとき、散々いいまくっていたのもあって、ケンコバがけっこうやり返していた。こちらも、結果はいまいち。
 そして、再びケンコバに(笑)。「一回あたったら、名前をボックスに戻すな」といいだすが、時すでに遅し。今度は高橋がお返し。ところが、(ギリギリな感じはあったが)なんとかクリアー。
 ※OKかNGかは、山本が判断するのみ。

 そして、最後はジュニア。ここがいちばん盛り上がった。何しろ、ハードルを上げる言葉が見事。
 ・ケンコバ「教〜〜科書! 教〜〜科書!」
 ・大吉「(ジュニアが発する)年間のボケ量は国家予算に匹敵する」
 ・大吉「(答えをきいたら)その瞬間に地球が割れてもいい」
 ・大吉「(ジュニアがフリップを触る仕草について)宮大工と同じ動きしてる」
 ・ナベアツ「(ジュニアがフリップを触る仕草について)ジュニア・カンタービレ
 ・高橋「欲してしまう・・・、ジュニアと水は」
 ・ケンコバ「(ジュニアの回答をみるのに)100人近い若手が袖に集まってる」

 ここまでやった挙句、ジュニアの応えは、事前に高橋がだした答えをいじったもの。そこで、ケンコバが一言。
 「(ジュニアを心から尊敬している)デッカチャンが唾はいて帰っていった」



(5)ケンコバ企画:ボエ
 ジャイアンが歌うとき「ボエ」という擬音語が使われる。この歌が下手という扱いをされているが、それは選曲が悪いから、というのがケンコバの言い分。そこで、この言葉を使ってうまくいく歌を歌おう、というもの。
 かつ、サビの部分では、デッカチャン的な動きの踊りと、腕を像の鼻のように上下に振って軽やかにその場でステップを踏むという動きの踊りをやるとのこと。

 今回は、aikoの「ボーイフレンド」。
 モニターに「作詞:小林友治」と表示され、曲がはじまると、歌詞がひたすら「ボエ」に置き換わった言葉が並べられている。これを観て、芸人が交代交代で歌っていくのだった。
 で、サビにきたとき。大変なことが起きた。当初から心配されていたジュニアの動きだ。これは、文章には書きあらわせない(笑)。ケンコバ曰く「ババアがナタを振り回ししてるみたいだった」。

 今回のライブでは、これでいちばん大爆笑したかもしれない。 
 ただ、この企画、昔「ティ」や「テ」で同じ事をやっていた気がする(ま、そのときも今回も面白かったからいいけど)。



(6)大吉:クイズ あの時あの人は・・・
 いろいろなことを成し遂げてきた人が、そのとき何歳だったか、というのをあてるクイズ。大吉が個人的にこういったものを集めている趣味があることが発端らしい。家には2千個ほどのストックがあるとのこと。

 「志村けんが全員終了の最終回のとき」「ジョージルーカスがスターウォーズを製作したとき」「長淵剛がとんぼを歌ったとき」「猪木が倍賞美津子と結婚したとき」などなど。
 
 爆笑はなかったが、「へぇ〜」と思う内容だった。これ、番組の企画になるタイプだと思う。大吉本人は「こんな感じですいません」と恐縮していたが、まわりの出演者は「いや、よかったよかった」と。僕も、これはこれでありだと思う。というより、このライブよりも、もっと向いてる場でやった方が生きる企画だと思った。



という感じで、終了。
最終的に、今回の企画のなかでのMVPは「カムカム」となった。
今回は、けっこう満足。観終わったときに、顔面が疲れて痛くなるほどではなかったにせよ、近い感じにはなれた。
いい発散になった。明日も頑張ろうと思った(^_^