べしゃり部 

「8期だよ!全員集合」とのサブタイトルが銘打たれたこのライブ。

出演者は千原兄弟FUJIWARAバッファロー吾郎なだぎ武大山英雄という面々(これはルミネのチケット紹介ページで記載された順)。


予定の19時を過ぎ、いざ、ライブがはじまった。

まず登場してきたのは、大山英雄。どうも、このライブは、大山英雄が企画したらしい。本人曰く「8ヶ月かけて実現した」という。

で、バッファロー吾郎FUJIWARAなだぎ武千原兄弟の順で登場してきた。なだぎ武は調子が悪かったらしく、ライブ中もおとなしかったなぁ。

このライブは、8期生でいまも活躍している面子で同窓会的なライブをやろうという話になったらしい(他の期がやっていたので、自分たちもやろうということにしたとか)。


内容はちょっとびっくりした。
最初に、出演者の8名を中心にした人間関係が書かれた一枚の大型パネルが持ち込まれてきた。これが最初のコーナーなのかと思ったら、出演者から「今日は2時間、これしかない」ということをいってきた。「大丈夫なのか?」と(開始早々から大山の司会ぶりがアップアップしていたので)。
しかも、このパネル。各コンビから、せいぜい1,2本しか線が延びていないくらいのあっさりしたものなのだ(唯一、天然素材の部分だけは、大きく書かれていた。ぜんじろーや石野桜子といったメジャーになる前の面子も載せていたし)。

このパネルを中心に「NSC当時」「デビュー近辺」「現在」の3段階くらいで話が進められていった。いずれも、大山が展開の口火を切るものの、基本的にはまわりが適当に話を切り出しては乗せていくという流れに。

NSC当時】
 ・FUJIWARAはネタみせではずさなかった
 ・はじめてJrのネタをみたとき、大山は衝撃を受けた。最初に声をかけたらしい。
 ・とある社員に、カレーをご馳走してもらえるエリート組みとそうでない人たちに分かれてた
  ※Jrは遅れて入学してきた
 その他、あまり知られてない(あるいは引退した)人たちを含め、当時のエピソードについて語られる。面白いのもあるのだけど、まったく知らない人の話だったりするので、観客がおいてかれるケースが続発。


【デビュー後】
 ・マニアックス(大山のコンビ。浦井崇が相方)は、デビュー当時は大人気だったらしい。新人があつまったトーナメントをやっても、面白くないにもかかわらず、優勝(しかも、雨上がりと決勝を争って、明らかに雨上がりの方が面白いのに、人気で勝ってしまった。で、藤本は切れたとか)
 ・マニアックスは新喜劇の出演等、デビュー後ものすごく順調に進んでいたが、「人気がいちばんなら、笑がいちばんでなくてもいい」という大山の考えに、浦井は賛同できずに解散。大山は新喜劇の道を歩むことに。
 ・バウムクーヘンという美人コンビがいたらしい。木村がほれていたのだが、振られたとか。
 NSCの面々のエピソードを中心に、人間関係の話題(相方のエピソードと、恋話が多かった)が中心。ここもNSC当時の話と似たような展開。


【現在】
 ・大山は、10年ほど新喜劇で頑張っていて、やっと知名度が実感できた。そんな頃、よしもとからルミネができるので東京に来てくれ、といわれたらしい。
  ※引越し費用はいくらかかる?ときかれて100万円と答えた。それは、借金扱いになったとか。
 ・Jrが大山について「10年間やってるから、新喜劇のパターンは熟知して、カラダにしみこんでる。すごい」みたいな誉め方をしていた。これはちょっと意外かつ感心してしまった。


などなど。
あとは、来年もやって、2年後は20周年でやろう、と。

次回は新喜劇をやるとか。大山の得意分野で。



面白かったけど、8期生に関する知識を詰めていったほうがもっと楽しめた気がする。ま、そんな内容になるとは思ってなかったので、今回はしょうがない。
次回は、準備してから行こうと思う。