思っていたほど面白くはなかった。
もっとストーリーがあるものと思っていたのだけど、アクション映画だったんだな、この映画は。
ミステリアスな世界観やキャラクターにしたかったのかもしれないけど、もっと情報をいれてもらえないと感情移入しにくい。
たとえば、ボーンと女性が一緒に逃げていくことを決意するシーン。女性がだんだんと好意を抱くようになっていたり、この恐怖を乗り越えるにはボーンを信じるしかない、などなど展開があるのはわかる。でも、そこまで土壇場になったときに、あんな風にあっさりと割り切れるかなぁ、と。
人間なんてもっともろいし、特に目の前にいるボーンのような鬼のような強さと決断力がある人間をみてたら、自分を信じることがゆらぎそうな気がする。
なので、自分がついていくことを決めると言うよりも、ボーンが無理やりにでも連れて行き、望まないなかでともに行動することになったけど、献身的に自分を守ってくれるボーンに少しずつ、かつ本質的に引かれていくと言うのが素直な流れだったと思う。


こんな風に書いていたらもたないな。もうちょっと気楽に書く。